題名 『遥かな時の中で』
早春の緑の息吹は豊満に やがてはセピアに潔く
真夏のホタルの燈火も 極寒の闇を照らす雪明りも
時の流れが瞬きの如く巡り行く
今を留めるのは難しい
故に全てを慈しみ
恐怖も不安も寂しさも 隙入る事さえ跳ね返し
魂の言葉を唄に乗せ
ただ一心に あなたを想った
幾万回の満ち引きの先に
あの時願い誓ったその意思が
大きな力を発動させる
幸福も歓びも希望も 魂の五感で土に触れ
ただ一心に 愛の中で美しい大地を奏でる
( ―はちみつ色の陽だまり― 2021年12/28作)
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