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詩集・ 懐かしく思う

Byはちみつ色の陽だまり

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題  ―懐かしく思う―


青空の向こうに深き碧の空

手を伸ばしては 空を掴んでみる 


宇宙が写る碧き空の色を 懐かしく思うのは

多分、その碧さを知っているから



変わりゆく時代に ようやく… そんな想いと交差する今

それを山だとばかり思っていたけれど 

視界に入りきらないホドの巨大な切り株であった事も

どの国も所有できないあの場所が 地球の本当の姿である事も

そこがユートピアの入り口で 見知らぬ命がある事も…


600 スイートピー


数えきれないほどの記憶が植物達に託され ここに至る

彼等に声や言葉が無いのではなく 彼等の声を聞けなくなっただけ

恐怖と不安と心配で成り立つ文明など 続くわけが無い



人の揺らぐ気持ちが1つの大きな波動となって 

天変地異を呼び起こす事も もう知られているのだから


600 テングチョウ


伐採されて来た古き樹木達よ あなたのお蔭で私達は呼吸が出来ている

朽ちたあなたから新たな命が幾何万回も育まれて来た 

湧き立つ水も

木の葉が降り積もった豊かな大地も


ああぁ、脳裏に浮かぶその光景…

懐かしさに揺れる


( 2023年5月 ―はちみつ色の陽だまり― )


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専業農婦の陽だまり、今、お米の種まきに向けて準備中です。

皆様の処へお伺い出来ない日も多々ありますが、ご容赦くださいね。<(_ _*)>


本日もご訪問をありがとうございました。♡°..◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡   
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